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皆様こんにちは。
11月に入り、本格的に寒くなってきましたね🍂
季節の変わり目、体調管理には十分注意しましょう!⚠️
11月11日は「歯科インプラントで健康維持の日」です。🦷
今回のブログでは、「インプラントの清掃」についてお話しします。
インプラントを入れられている方、
今後インプラントを入れようとお考えの方に是非参考にしていただければ
幸いです🍀
インプラントは主にチタンでできています。
虫歯には決してなりませんが、それで安心して歯磨きを怠ってはいけません⚠️
インプラントと歯ぐきの間の歯磨きを怠っていると、
インプラントも自分の歯と同じように歯周病になる可能性があります。
そのため、日々の清掃が大切です。
インプラントの歯周病のことをインプラント周囲炎と言います。
インプラント周囲炎は・・・口腔内が不衛生な状態となって歯周病菌が増殖することによって
引き起こされる歯周病です。
最悪の場合インプラント が抜け落ちてしまいます。
写真のようになります。とっても痛そうですね・・・😭
そうならないためには・・・❗️❓
✨日々の清掃・定期検診が大切です!!!✨
当院では、いつまでも長く使い続けられるように・・・
★日々の清掃
・歯ブラシ
・ワンタフトブラシのテーパー毛タイプ
(特徴:毛が細く長い、そしてよくしなるので歯茎の下の深い所まで掃除ができる)
・歯間ブラシ(インプラント用)
★定期検診(当院で行なっているケア)
・排膿の確認
・噛み合わせ、コンタクト(歯と歯の間)確認
・プラスチックプローブ(目盛りのついた針のようなもの)でポケット(歯と歯茎の境目)の数値の計測・出血の確認
・フレミタス(噛む時にわずかに起こる歯の動揺)の確認
・インプラント用フロス、歯間ブラシでの清掃
・最新の清掃機器、エアフローでの清掃
エアフローの詳しい情報はこちらをご覧ください😊
👀⏩
インプラントを長持ちさせるためには、早期発見、早期治療が大切なので
定期的なメンテナンスを受けましょう!!!
毎日お手入れをしていただいても、磨き残しがあったりとご自身では気付けないものですよね。
最近の研究では、一般的にインプラント周囲炎を起こす確率は9.2%程度と報告されています。
(Wada M et al; Prevalence of peri-implant disease and risk indicators in a Japanese population with at least 3 years in function~ A multicentre retrospective study. Clin Oral Implants Res 2019に掲載)
当院では、インプラント治療を行う前に口腔内の環境整備をしっかり行い、定期検診を行うことで、
インプラント周囲炎の発生率を1%前後に抑えています。
(岩田光弘:インプラント治療前に口腔内環境の整備をどこまで行うのか?
Quintessence DENTAL Implantology 2022に掲載)
もしもインプラント周囲炎になってしまった場合どんな処置がある??
当院で行なっている治療方法は、非外科的治療と外科的治療の2種類に分かれます。
★非外科治療
・歯磨きや生活指導
・歯周ポケット内(歯と歯茎の境目)の洗浄と薬剤の注入を繰り返し行う
・被せ物(冠)をはずし、歯周炎によって深くなったポケット内の清掃を行う
★外科的治療(歯茎を切開して手術を行う)
・切開で直接アプローチをし、清掃や殺菌を行う
・骨の吸収が見られた場合・・・骨を足し、膜で覆い骨の再生を図る
これらのことを行なっていても、インプラント歯周炎が改善されない場合があります。
その場合には、インプラントを摘出する必要があります💦
定期検診に来ていただくことで、ちょっとした異変にも早期に気づくことができます!!!
インプラントもご自身の歯も健康に保っていきましょう🌱
気になることがありましたら、いつでもスタッフにご相談ください😆
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
また、次回のブログもお楽しみに♫
インスタグラムでも様々な情報を公開しております📷✨