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監修医院 さくらデンタルクリニック

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歯周病の2大リスク

 

お久しぶりです

 

8月に入り、ついに夏が到来しました🎐

悪天候続きでしたが、みなさん連休は楽しめましたか?

 


 

さて、今回は歯周病の2大リスクについてです🦷

 

❓そもそも歯周病って何❓

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯茎(歯肉)や歯を支える骨などが溶けてしまう病気です

歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり腫れたりしますが、ほとんどの場合痛みはでません

しかし、これを放置して進行すると膿が出たり歯がグラグラしてきて、最終的には歯を抜かなければならなくなってしまいます

 

✔️歯周病のセルフチェック✔️

  • 口臭が気になる
  • 朝起きたら口の中がネバネバする
  • 歯ブラシ時に出血する
  • 歯肉が赤く腫れてきた
  • 歯と歯の間に物が詰まりやすい
  • 歯が浮いたような感じがある(グラグラする)
  • 歯並びが変わった気がする

思い当たる症状はありましたか?

一つでも当てはまった方は歯周病の可能性がありますので、歯科医院で治療を受けましょう!

 

さて、歯周病について知ったところで、歯周病の2大リスクについてお話していきます

 

 

歯周病の2大リスク

【糖尿病】

歯周病と糖尿病には深い関係性があるのをご存知ですか?

糖尿病になると歯周病になりやすい

歯周病があると糖尿病は良くならない

と言われているほど、実は密接な関係性があるのです

 

糖尿病から歯周病までの流れ

①糖尿病である

②糖尿病になると、血液が高血糖になる

③高血糖になると、唾液の分泌量が分泌量が減る

④唾液の分泌量が減ると、口腔内が乾燥する

⑤口腔内が乾燥すると、白血球の機能が低下する

⑥白血球の機能が低下すると、歯周病菌が増殖する

⑦歯周病になる

 

以上の流れにより、糖尿病の方の歯周病リスクは高まります

この時、お口のケアを怠り口腔内が不潔な状態になると歯周病へと発展し、またこれを放置すると重症な歯周病になってしまいます

 

歯周病から糖尿病までの流れ

❶歯周病である

❷歯周病になると、炎症性物質が多量に作られる

❸炎症性物質が増えると、インスリン(血糖値を安定させるホルモン)の働きが抑制される

❹インスリンの働きが弱まると、血糖コントロールが悪化する

❺血糖コントロールが悪化すると、高血糖状態になる

❻糖尿病になる

 

以上の流れにより、慢性疾患である歯周病が高血糖状態に発展し、糖尿病を発症させます

逆に、同じ要領の流れによって歯周病の治療を行うと、血糖コントロールが改善され、血糖値が改善されることも知られています

 

歯周病も糖尿病も、ともに生活習慣病です

命に関わる大きな病気になってしまう前に、まずは生活習慣を見直し、改善していきましょう💡

 

 

歯周病の2大リスク

【喫煙】

タバコを吸う人は吸わない人に比べて歯周病になりやすく、進行速度も速くなり、治療をしても治りづらいことが分かっています

  • 歯茎の血行が悪くなり、歯茎に酸素や栄養が十分に行き渡らない
  • 歯茎の抵抗力が弱まり、細菌と戦う白血球の働きが半減し、免疫力が低下する
  • 唾液の分泌が抑えられるため、プラークや歯石が付着しやすい

これらが主な原因となります

タバコに含まれるニコチンは、歯茎の血液の流れを悪くし、歯茎に十分な酸素や栄養を十分行き渡らせなくするだけでなく、唾液の分泌量も抑えてしまうため、プラークや歯石が付着しやすくなります

また、細菌と戦う白血球の働きが半分程度になってしまうため、免疫力が弱まります

歯周病を招かないためにも、禁煙することをお勧めします

 

歯周病は、日本人の8割が感染していると言われる、立派な国民病です

このブログを読んでいるあなたも歯周病にかかっているかもしれません

一度、歯科医院で定期健診を受けてみましょう

仮に歯周病でなくても、予防歯科に繋がりますよ✨

 


 

最後までお読みいただきありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?

リスクを遠ざけるためにも、健康的な生活を送りたいですね✨

 

何か気になることやご質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください

tel:086-214-5607

 

また、次回のブログもお楽しみに☆

 

end.

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